こんにちは!きどです。
今年ももう終わり?!って言ってもう何回目かわからないのですが、どんなことを経験してどう考えてたのかのピン留め、つまり自分が2022年に経験してきたことを整理したいな〜って思い、記事にする形でまとめてみました。
初めましての方向けに、簡単な経歴はこちらです。
- 京都在住の30代男性
- 現在はフルリモートで東京の企業でエンジニア(歴は3年目)
- 新卒から工業系とホテルでマネジメントをしてました
- 30代から未経験でプログラミングを始め2020年からエンジニアのキャリアをスタート
では、振り返りしていきます!
1月~3月
新規開発
受託系の開発会社に勤めていたのですが、去年からキックオフされ続いている新規開発(既存システムのリプレイス)をメインに開発をしていました。
メインのフレームワークはLaravel8ですが、Laravel-adminという管理画面用のライブラリを主に使っていました。
なので、Laravel的な書き方というより、ドキュメントをじっくり読みLaravel-adminの書き方に沿った記述をする部分が多かったのですが、前提としてPHPの書き方を理解している必要があるので実際のゼロイチでの開発でどう記述していくのかについて学ぶことができました。
この時に、これまで意識してなかったPHPでのabstractやinterfaceを使ったり、バッチ処理やメール送信などを実装しました。
また途中からリードエンジニアが徐々にフェードアウトしていき、いつしか社員である自分がコードをメインに書く役割から、人を引っ張る立場へと変わっていきました。
具体的には、実装者への
- 仕様の確定
- アサイン振り出し
- プルリクのレビュー
- ジュニアエンジニアへの技術フォロー
を行い、プロジェクト全体の開発を進めて、残りの時間に自分で手を動かして開発を行う(比率で言えば(マネジメントとコーディングの割合は8:2位)になっていました。
ドキュメントとしてあったのが「〇〇をXXする」に近い粒度の要件だったので、
- 具体的にどのような機能を実装するのか(必要なもの、要らないものの言語化)
を明確にするためPM側とコミュニケーションを行い
エンジニアについては
- 何を作ったらイメージできるようにドキュメントに起こす
- タスクをこなし手待ちにならないよう先々のアサイン計画を練る
ことを意識してました。いずれも共通するのですが
- 齟齬なくコミュニケーションを行い手戻りを減らすこと
が重要だと思っていたので、適切な言葉の選び方や、不明点あったらすぐハドルしやすいキャラ作りにはこだわりを持っていました。
これだけやれば伝わるだろうや、よしなに解釈してやってくれるだろうではなく、
相手目線を持ち並走していくスタンスでいきました。
元々管理職をやっていたためドキュメントの書き方や采配には多少慣れてた(抵抗ないし、結構書くのも好き)ので、ソフトウェア開発でやらせてもらえたのは良かったですが、開発経験を積みたく開発への比率は増やしたいなーって思っていました。
また、去年の秋ごろからジュニアエンジニアの採用(GitHub見たり面談したり楽しかった!)を行っていたり、ジュニアエンジニアの教育の立場も行っていましたが、空きのポジションであったリードエンジニアがジョインされたことにより、今年の春頃に自分が身を引く形となりました。
コードを書くことに注力したかったのでよかったけど、人の成長に携わることに向き合うのは楽しかったので少しもっとやりたかったな〜という思いもありました。
3月~10月
新規開発
一段落となり、別の新規プロジェクトにアサインされました。
ここではマネジメントではなく、いちエンジニアの立場でプロジェクトの参画となりました。
フロントエンド :jQuery
バックエンド:Laravel
インフラ:AWS
という構成で、(管理ライブラリを使わない)初めてのLaravelでの新規開発でした。メンバーも5名くらいの規模感であってフロント/バックの境界がない&自分が正社員ということもあり一通り経験させてもらいました。一応フルスタックになってるのか。。。
ピュアなLaravelを新規開発でガッツリ触れることができたの良い経験になりました。
予定工数に間に合わせる度に業務終了前にキャッチアップや振り返りメモを継続するのが大変ではありましたが、そこで汗をかいた成果として、PHPであれば大体の機能の実装イメージが出てくるようになりました(但し綺麗な設計ができてるかはまた別)し、外部APIを使った開発も経験できました。
インフラはステージング環境はEC2、RDS、CloudFront、ELB、SES、WAFなどを一通り構築していました。新しいくかった機械の配線やパーツをつなげて作る感覚に近く、インフラ構築は楽しめました。 構築しながらとっていったメモは大事にしています。
ただ構築がメインで運用などの経験や知識をつける必要があるので、インフラエンジニアを名乗るのには壁が高いな〜とも思っています。(少し構築はやったことありますとは言えるけど)
夏頃からはプロジェクト内では、エンジニア内では周りを引っ張っていく立場となりエンジニアとして初めてクライアントとのMTGに出ることができました。
特に先方からの要望に対して、納得感の得られるような提案や調整をしていくかが、難しくもあったのですが楽しかったです。
転職活動
また、夏になる前ごろから転職活動を開始しました。希望通りである
- PHPでの開発
- フルリモートできる
- 東京が拠点
の2社から内定を頂き、10月から新しい職場へ転職しました。
2社どちらかに進むかは難しかったのですが、
- 事業への興味
- 仕事に対する価値観に共感できる
を考慮して決めました。意外と、技術や給与ではなかったです。
エンジニアとしてのキャリアが3年目となり、未経験の時と比べてモテるのかなと思ったのですが、、思っている以上に簡単ではなくて面談で落とされたりもしました。
転職活動をやって思ったのは「何をやったか」というより「どう取り組んでいったのか」を言語化して伝えていくことが大事だなと思いました。
そのためには、やってきていた業務をどこまで掘り下げて理解しできるかのスタンスが、スキルアップにもキャリア形成にもつながるのかなと考えています。
面接で通過しなかった企業では上手く伝えることができなかったと思います。
元々異業種でのビジネス経験があり、技術だけじゃないところでも評価して貰いたいと思ってたのですが、専門職であるエンジニアなので前提として技術レベルを見られていることをもっと留めるべきだったと思います。どこかに他の観点からも評価してもらえるような甘えもあったので、技術に向き合う必要があるのだなと思いました。
またタイミングが合わず選考にエントリーしなかったですが、人柄や事業に魅力もあった企業様もあったり、逆に技術的にハイレベルだったりテックイベントに参加してるような企業様でも自分としてはあまり魅力を感じなかったりということがありました。
実際に対峙しないと企業の実態はわからないし、自分の価値観的にフィットする企業が一番だし、キャリア形成を精一杯行なっている上でご縁の要素もあるのだなと思いました。
10月~12月
新しい職場
10月からジョインしてもう3ヶ月目を終了した状況になります。
職種はバックエンドエンジニアで、前職と同じでPHP/Laravelだったのでコード面はあまり心配してなかったのですが、初めてコードを見て「同じLaravelのコードかな…」と思うくらい書き方が違うなと思いました笑
要件から自分で設計し開発まで行いますが、各クラスでの責務を分けるためにレイヤー(サービス、リポジトリ層)を分けたり、テストコードを書いたり、フロントと疎結合になっていてフロントエンドエンジニアと連携して同タスクの業務を進めたり、、と言ったような新しい経験を現在進行で行なっています。
設計に関して知識をつけて他のエンジニアとコミュニケーションについて来れるようになりたいなと思いJavaのデザインパターンを入社後にインプットしました。
ベンチャーなので、もちろんスピード感を持ち開発をしますが、スピードだけが最優先ではなく後に技術的に負債を生み出さないことを重視しており(非エンジニアの経営者からも言及があり驚いたのが印象に残ってます)、コードだけでなくその前の設計段階でも十分にレビューや議論ができ開発としてレベルが上がっているのを実感しているところです。
もっと慣れてきたら、チームビルディングもより携わっていきたいなと思いました。
一応自分が社員エンジニア1人目だし…前職で少しやり残した感もあるしやりたいな。
その他
子供が生まれた件
プライベートになるのですが、今年に入り妻の妊娠がわかり、9月下旬にに無事娘が産まれました。(スケジュール的に勉強会の調整が難しくなりすみません…)
父親として思ったこと:
- 育児をやっていてもあまりピンとこない
- でも周りから色々言われることで、子供がおり父親としての自覚が出ている
- 命名は悩んだ上であっても、名前は思ったよりしっくり来ている(少なくとも変わったばかりの令和の元号よりはしっくりきた)
- 自分が覚えてない、赤ちゃん時の世話をすることで、自分の人生を追体験している感覚があるのが楽しい
上記は自分独自の見解ですが、1ミリでも共感できたら嬉しいです。
10月に転職したので出産と被ったり、家族増えること関係で引越しもありドタバタしてたのですが、今何とかなってるのは周りのサポートがあったからに他ならないです。
フルタイムでガッツリ働いており、かけがえのない育児の時間も大事にしていきたいと思います。
勉強会
僕は京都でエンジニア向けの勉強会を主催しています。
過去の開催を記事にしてるので、興味ある方はこちらからどうぞ。
京都での勉強会はレアなので、よく開催して感謝されることがあります笑
上記の通り出産後は実施できずでしたが、今年は4回実施しました。
いつも思うことですが、一緒に作業したり交流することで視野を広げれたり何かにつながるきっかけになったら嬉しいです。
来年も無理ない範囲で企画実行していきたい所存です。
まとめ
年中を通して開発にガッツリ向き合えて、キャリアチェンジをしたり父親になったり、変化の多い年でした。
現在のキャリアの方向性としては、開発での技術的なところにおいて人を引っ張っていきたいな、という風に思っているので、引き続き技術に向き合い、向上していきたいなと思いました。
ということで、来年も新しいことにチャレンジし続けていきたいなと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございます。もし、ここまで読んだ方は感想をいただけるととても嬉しいです!
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