先日、Laravel学習の一環(いわゆるコードリーディング)として、Githubで公開されているプロジェクトを、ローカルにもってきて立ち上げしました。
初めて経験し、プチ環境構築の経験にもなったので、その方法を記します。
「他人が作ったシステムをローカルで動かしてみたい。デバッグ等してみたい。
でも環境構築が難しくて挫折しそう…」と思った初学者の参考になればと思います。
参考にしたのは、Laravel×Vueで開発されたLaravel-blog というWebアプリになります。
Laravel-blogは、readmeから引用すると
The purpose of this repository is to show good development practices on Laravel as well as to present cases of use of the framework’s features like:
和訳:このリポジトリの目的は、Laravelでの優れた開発手法を紹介するとともに、以下のようなフレームワークの機能の使用例を紹介することです。
とあるように、どのような書き方で実装されているか、初学者にとっても参考になる部分が沢山ありそうですね。開発者に感謝!
それではやってみましょう!
【注意】今回の記事は、Laravel-blogを動かす為の方法です。
設定が異なると思いますので、他のプロジェクトを動かしたい方は、参考程度に留めておいてください。
準備:
VirtualBoxとVagrantが必要になります。
PCに入っていない方は、インストールを先にしておいてください。
①git cloneをしてローカルにディレクトリを持ってきます
Source treeの場合、新規→URLからクローン を押して、URLを貼り付けます。
![](https://kyotoprogramminglab.com/wp-content/uploads/2021/04/スクリーンショット-2021-04-05-19.58.30.png)
②ターミナルで操作
ディレクトリに移動
cd laravel-blog
envのファイル名を変更して有効にする
cp .env.example .env
composerをインストールする
composer install
僕の場合、PHPのバージョンが必要とされる分とあっていないとエラーが出たので、アップデートしました。
こちらのQiita記事が参考になりました。
![](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fcdn.qiita.com%2Fassets%2Fpublic%2Farticle-ogp-background-9f5428127621718a910c8b63951390ad.png?ixlib=rb-4.0.0&w=1200&mark64=aHR0cHM6Ly9xaWl0YS11c2VyLWNvbnRlbnRzLmltZ2l4Lm5ldC9-dGV4dD9peGxpYj1yYi00LjAuMCZ3PTkxNiZoPTMzNiZ0eHQ9UEhQJUUzJTgxJUFFJUUzJTgzJTkwJUUzJTgzJUJDJUUzJTgyJUI4JUUzJTgzJUE3JUUzJTgzJUIzJUUzJTgyJTkyNy40JUUzJTgxJUFCJUUzJTgyJUEyJUUzJTgzJTgzJUUzJTgzJTk3JUUzJTgzJTg3JUUzJTgzJUJDJUUzJTgzJTg4JUUzJTgxJTk5JUUzJTgyJThCJnR4dC1jb2xvcj0lMjMyMTIxMjEmdHh0LWZvbnQ9SGlyYWdpbm8lMjBTYW5zJTIwVzYmdHh0LXNpemU9NTYmdHh0LWNsaXA9ZWxsaXBzaXMmdHh0LWFsaWduPWxlZnQlMkN0b3Amcz02M2VkY2VhNmIyMjRkMjNmYWMyODQzNzBlMDRkNzY2NQ&mark-x=142&mark-y=112&blend64=aHR0cHM6Ly9xaWl0YS11c2VyLWNvbnRlbnRzLmltZ2l4Lm5ldC9-dGV4dD9peGxpYj1yYi00LjAuMCZ3PTcxNiZ0eHQ9JTQwa3Vyb3JvMzEmdHh0LWNvbG9yPSUyMzIxMjEyMSZ0eHQtZm9udD1IaXJhZ2lubyUyMFNhbnMlMjBXNiZ0eHQtc2l6ZT0zMiZ0eHQtYWxpZ249bGVmdCUyQ3RvcCZzPTQ4OWNhOTFjMzM5M2JjMDJiZjA5NGZmZmYyOTFjZjk1&blend-x=142&blend-y=491&blend-mode=normal&s=1a38f45e80088cb9370cc87567269976)
Vagrantを起動してVMの中に入る
vagrant up
vagrant ssh
③VMに入って環境構築。あと一息です!
cd code
yarn install
php artisan key:generate
php artisan horizon:install
php artisan telescope:install
php artisan storage:link
これでLaravelの環境構築終わりです!
これで、ブラウザにhttp://localhost:8000
を入力すれば見れると思います!
![](https://kyotoprogramminglab.com/wp-content/uploads/2021/04/スクリーンショット-2021-04-05-20.29.13.png)
DBの構造も把握したいので、クライアントツールを使って見てみましょう。
(僕はSequel Aceを使っています)
Homestead.yamlと.envを参考に情報を入力します。
![](https://kyotoprogramminglab.com/wp-content/uploads/2021/04/スクリーンショット-2021-04-05-20.23.44.png)
ip: 192.168.10.10
DB_DATABASE=homestead
DB_USERNAME=homestead
DB_PASSWORD=secret
DBも無事見れました〜〜!
![](https://kyotoprogramminglab.com/wp-content/uploads/2021/04/スクリーンショット-2021-04-05-20.26.55.png)
VMに入るのは環境構築時のみで、通常見る際は
vagrant up
のコマンドのみで立ち上がる事ができます。
ちなみにVagrantの終了コマンドは
vagrant halt
となります。
お疲れ様でした!!
気になる変数の所で、dd();をして中身を見てみるなど、
自由に操作できますね!
他にもSeedingの操作方法など、使えるコマンドはReadmeにも記載されているので
色々と試してみてください!
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